灯油缶(ポリタンク)について

灯油は法律で規制されている危険物になりますので、灯油を保管するには専用の容器(灯油ポリタンク)を必要とします。

そこでここでは灯油缶について詳しくご紹介いたします。

尚、保管方法や処分については、灯油の管理のしかたをご覧ください。


ポリタンクのサイズ

市販で販売されているタンクのサイズは主に5L・10L・18L・20Lの4種類ですが、通常18ℓ単位で灯油を販売しているお店がほとんどですので、18ℓまたは20ℓ容器が使われることがほとんどです。

18ℓ容器と20ℓ容器はどちらでも構いません。

18ℓ容器の方がわずかながらコンパクトな分場所を取りませんが、20ℓ容器の方がゆったりと持てる感じがあり、空き容量も余裕があるので運びやすいような気がします。

私のわずかな感覚の差程度なので、基本的にはどちらでもいいと思います。

灯油缶(ポリタンク)の色

灯油は紫外線(太陽光)などに長くあたると変質してしまいます。

そのため、灯油缶(ポリタンク)は赤や青など、不透明に着色されています。

色が付いているのは紫外線による灯油の劣化・変質を防ぐためです。

白のポリタンクは紫外線透過率が高いため、灯油がすぐに変質してしまうので保管目的でのご使用はおやめください。

灯油缶(ポリタンク)の素材と認証制度

灯油缶推奨認定ラベル
灯油缶推奨認定ラベル

灯油缶の素材には高密度ポリエチレンが使われています。

耐久性・耐寒性に優れ、冬場の軒先や玄関先に置いても劣化しにくい素材だからです。

灯油缶の形や大きさは様々ですが、「日本ポリエチレンブロー製品工業会」がJIS規格をパスしたものについては、灯油かん推奨認定ラベルが添付されています。

灯油缶(ポリタンク)の寿命ってどれくらい?

灯油缶の寿命、いわゆる交換時期は製造されてから約5年です。

どれだけ丈夫な素材を使っても、どうしても劣化は避けることができません。

5年たったらすぐに使えなくなる訳ではありませんが、安全面を考え基本的には5年過ぎたら交換をお勧めします。

灯油缶の製造年月日の確認方法

灯油缶の製造年月日
灯油缶の製造年月日

灯油缶の場合、製造年は表面に刻印されています。

この画像だと、

  • 中心の数字が「年(西暦)」

    17なので2017年となります。

  • 矢印が指している数字が「月」

    8を指しているので8月となります。

中心の数字が17で矢印の先が8なので、つまりこの灯油缶は2017年8月に製造されたものであるということがわかります。

交換の目安が約5年なので、この灯油缶の交換時期は2022年の8月ということになります。

灯油缶の製造年月を正しく把握し、安全に灯油製品を使用しましょう。

使えなくなった灯油缶の処分は、各自治体の処分方法に従って行ってください。

ポリタンクを売っている場所は?

カインズやセキチューなどのホームセンター、ダイソーなどの100均、楽天やアマゾンなどのネットで買うことができます。

*桐生市、みどり市(大間々、笠懸地区)、足利市(小俣、葉鹿地区)の方は弊社のネットショップで灯油と一緒にポリタンクをご注文いただくと灯油とご一緒にお届けしますので、送料が余分にかからずにご購入ができます。

(上記地域以外の場所には弊社による灯油及び灯油ポリタンクの販売は行っておりません、最寄りのお店でご購入下さい)

灯油缶(ポリタンク)の処分方法

灯油は危険物です。火災を起こさないよう注意し、安全に灯油缶を処分しましょう。

処分する前にポリタンクに残った灯油を抜き取って空の状態にします。

ポリエチレンの灯油缶は基本的には可燃ごみやプラスチックごみに該当しますが、自治体によって分類が異なりますのでお住まいの自治体のごみ出しパンフレットやホームページをご確認ください。

弊社配達エリアの自治体別処分ルール

・桐生市
燃えるごみ/必ず中を空にしてから指定袋へ
・みどり市
もえるごみ/必ず中身を空にしてから指定袋へ
・足利市
燃やせるごみ/市指定ごみ袋に入れる
21リットル以下のものに限ります
灯油は「処理困難なごみ」になるため、販売店にご相談ください

配達を待つのは終わりにしませんか?

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